何気なく気になって手にした本が「生き方 逝き方 ガイドブック」だった。2015年発行の本だから、ずいぶん昔に買ってたんだと思う。
自分の終活用に買ったのかもしれないが、今手に取ってみると、後半の「逝き方」が今の私の状況のようで、母ももう食事をとらないので早晩それが近くなっている。
終末期のときの心構え、最期の時、家族がやっておくべきことが簡単に書かれている。改めて、心構えと具体的に準備をしておこうと思う。いざとなるとどうしても慌ててしまうので、考える余裕のある時にできることはしておきたい。
ある程度の年になったら、一度は目を通しておきたいものだ。
細長い郵便物が届いた。くるくると丸められたカレンダーだった。送ってきてもらうような付き合いのある会社などないしなぁと思って開けたら、醍醐寺の友の会からのおくりものだった。来年も友の会へ入らないとねぇ。
超うれしい! 早速貼ってみた。「閻魔天」だそうだ。そういえば醍醐寺の展覧会で見たような気がする。
「絹本著色閻魔天像」で、鎌倉時代の作品で国宝なのだそうだ。美しい慈悲深い仏画です。手に持つ「人頭杖」は、罪の重さや善悪をはかるための道具とされているそうです。
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