14億人となったインドで選挙が行われるそうだ。10億人が選挙をする。インドは人口の8割がヒンズー教徒だという。
モディ首相はヒンズー第一主義を掲げて選挙を戦うそうだ。
ヒンズー教ってカースト制度があったんじゃなかったかしら。1950年に一応差別の禁止が決まったらしいけれど、現在でもまだ続いています。2000ほどに細かく分かれていると言われています。
インドは、もともとの地元民の宗教観に、アーリア人が入ってきてドラビダ人を征服するために作られたカースト制度、仏教が興り、イスラムになり、そして、ヒンズーになりと変遷してきている。周辺国を含め、欧米列強の支配によりいろいろと変遷してきた。
結局いまは、ヒンズー教80%、イスラム15%、ターバンをまいたシーク教徒、仏教、キリスト教・・・・と多民族国家となっている。
生まれてきた家のカーストは、生きている間に変えることはできず、この世で徳を積んで来世により良いカーストで生まれてくるように生きるだけ。(前世の行いが現在を作り出しているという考え方、仏教でもこういう考え方もある)
一番下のカーストの人(不可触民)の中には、イスラムなどの宗教に変える人もいるという。
そもそも、お釈迦さまは紀元前5世紀にインドで生まれ、アーリア人の作ったバラモン教のカースト制度は反対の立場だったのだが、インドではいろんな宗教に影響されながら今もカースト制度は生き残っているようだ。
宗教と政治が一体となると、他の宗教では軋轢や差別が生じてしまうという点がある。世界を見渡してみると、宗教による争いがいつまでも続いている。
どんな学校へも入れ、どんな職業にもつける、誰とでも結婚ができるという宗教観があるといいですね。仏教は、聖徳太子の言われた「和をもって尊しとなす」
日本仏教でも、争いはありました。「自分さえよければ・・・」と言う人がいる限り、いつの世でも争いが絶えないのが人間世界なんでしょうか。
また、困ったときはすがるものが欲しいのも人間なんでしょうか。
インド神話の神々
三大神
*シヴァ=破壊と畏怖の至高神
*ヴィシュヌ=慈悲と恩恵の最高神
*ブラフマー=宇宙想像の主宰神
慈愛と恐怖の女神たち
*パールヴァティー
*ドゥルガー
*チャームンダーと七母神
*カーリー
*ガンガー
*アンナプールナー
*ラクシュミー
*サラスバティー
*ガーヤトリー
*マナサー
*サントーシー
インドでは釈迦はヒンズーの中に入れられ、日本においては仏教の中にヒンズーの神々が摂受されている。
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