私の所属する仏教宗派では、いろんな集会があります。ベースというか、求める方向がだいたい同じなので自分のことをしゃべるのは抵抗がないように思います。
普通の仲良しグループでちょっとした愚痴を言えば、「あの人はこんな風に思ってるんだ」と噂にもなりかねません。変な人だとか、いじめの目で見られるかもしれません。
仏教を学んでいる人は、すべての事柄は因果応報だろうと思っているので、”自分の起こしたことで悩んでいるんだな”とか、”どんな人間にもある煩悩から来ているんだろうな”と風にとらえることができるのです。
ですから、どんな話や悩みであろうが、自分の来た道でもあり、行く道かもしれないのです。
もっとも「五戒」を踏み外したようなことは、本人が報いを受けるべきなんですけれど。それは犯した本人が悪いのですよ。
最近は、「五戒」＊を悪いことだとは思わずにいる風潮がありますが、2500年前から悪いことだよと教えられていることを知らないだけです。そういう時代でもあるのです。振り子が触れるように、世の中の風潮も変わり、その部族や国が滅びていくのでしょうね。
話が脱線しました。集会には、zoom、LINE、精舎や依処で、各自の家庭でなどいろいろあります。お互いの人間性をゆっくり知る機会となって、また成長の過程を知ることもできる有意義な手段だと思います。なかなか、煩悩を減らして心を浄化していくことは難しいですが。毎日少しずつでも、正しいことを考えて実践していきましょう。
広告
コメント