お地蔵様(真言)
「おん かかかびい さんまえい そわか」3遍唱える
「地蔵菩薩に浄水を注ぐと一口ずつそれが罪人の口に入って、地獄の苦しみがしばらいく止む。その間に大乗経の経文とか真言などを読んで聞かせることによって、地獄から浮かび出ることができる」
「大地の下、五百由旬のところに餓鬼の住む世界がある」
地蔵尊の地下には確かに餓鬼界があるらしいのです。
お地蔵様の名前は。金剛堅固の菩提心が大地のように、どんな障害にも変化せず、無限の慈悲と智慧とを包蔵するところに由来します。
右手の錫杖は六道をくまなく巡って衆生を救う説法利生(せっぽうりしょう)のためで、その音を聞いて人々は求道の心を呼び起こされるのです。
地蔵菩薩はまた、大悲闡提(だいひせんだい)とも呼ばれます。闡提とは善根を断じて成仏できない存在を指します。地蔵菩薩は大悲心から全衆生が救われるまで成仏しないと誓って永久に人々を救い続けておられます。
解説真如苑教学より抜粋
子どもが通う幼稚園のそばに大きなお地蔵さまがあって、ご真言が書かれていた。
山登りをすると、小さなお地蔵さまがよだれかけをしていたり、昔話の「かさ地蔵」のように並んだおられたり、身近なところにあったはずなのに、近代的?な開発が進み、だんだん姿も見なくなってきた。
お寺でも隅っこに建立されているので、ついつい見逃しがちになる。救ってくださろうとしているお地蔵さまに感謝ですね。
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