70歳代の主婦のプロフィール

奥さんが入院すると

ちょっと思ったこと

高齢者のご夫婦の家にボランティアで月に一度掃除に行っている。奥さんは多少身体が不自由だし、80歳代後半の男性というのは、家事などあまりしないものです。それでも、二人のときは野菜スープを作ったりはされていたのです。

奥さんが入院された。
どういう状況かはよくわからないですが、もうすぐ、もうすぐと言いながらもう3か月近くになっています。病院も3か月くらいでそれ以上は入院できないのではないかと思われます。さてこの後はどうなるかは次回お伺いしたときに教えてもらいましょう。

すぐに帰ってくると思っていたら、案外長期間にわたると、洗濯や掃除、料理が大変になります。

「息子に洗濯機の使い方を教えてもらって、はじめて洗濯した」と、ところが梅雨だったので、雨が続いて長い間干していたみたいです。
初めてで神様がびっくりか?大雨の日だったそうです。
今日の洗濯は少なめで、順調に洗濯ができている様子でした。カリカリに乾いていたので、取り入れておきました。畳んできちんと収納されていましたよ。えらい!!

台所の洗い物が散らばっていたのですが、「お湯で洗えばすぐです」と言われるので、自分で洗ったほうがいいので手伝わないことにしました。というか、掃除が大変で手が回らないのが本音です。家の周りから中まで2時間びっしり・・・結構ハードな仕事です。

なんで続けられるのかなと思いますが、その方たちの態度というか、心というか、人物というか・・・「ボランティアだからタダで使ってやれ」みたいな人もたまに聞くので、そういうのでない方だからでしょうか。
昔の人はもったいながりなので、汚いなぁと思うこともありますが、それは私自身への勉強でもあります。苦しい時代を生き抜いてこられたというか。
最近はなんでも捨てればいいという風潮がありますね。必要以上にものはいらないですが、工夫して新しく使うこともできます。「工夫して再利用する」ことはすごく大切なことですね。

掃除はボランティアが交代でしてくれたとして、食事はどうする?
「息子が電子レンジで温めるだけで食べられるものを買ってきてくれる」と、息子さんの一人が近所に住んでいるので、一人暮らしでも安心なのです。  調理済み食品例
ほんとにいい息子さんだと思います。ごみの日には出してくれるし、買い物も行ってくれるとのことでした。

うちの市では、一人暮らしの高齢者のゴミ出しをボランティアですると(15分以内)、本人から25円徴収して、市からボランティア団体にいくらかいただけるシステムがあるようです。近所でもゴミ出しに毎回行くのってめんどくさいですよね。身体が不自由になると集積場所までゴミ出しができなくなります。高齢者がごみに埋もれて孤独死しないための防波堤なのかもしれません。ふれあい収集というのもあるそうです。

横道にそれましたが、誰にも世話にならずに死ぬことはできません。病院に入ることも施設に入ることもだんだん難しくなります。

元気なうちに、誰かのために役に立てて、それが自分に戻ってくるとは限りませんが、感謝の気持ちがあれば、誰かが手伝ってくれるかもしれません。そんな気持ちを持ち合って過ごしたいですね。

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