70歳代の主婦のプロフィール

成年後見制度の利用

学びとトライ

転んで入院したあと、家に帰って一人で暮らせるのか? どこかの施設に入るべきなのか? 費用や手間はどうしたらいいのか?

これからこういう問題がいっぱい出てくる時代だ。年金生活者でお金もなかったら一体どうすることになるのか? 主人が死んで、年金暮らしが支えという人がいっぱいいる。そういう人は誰に相談したらいいのか?
そんな人に限って、親子の仲が悪いとか、子どもが仕事もしてなくて頼れないとか、頼れる親族もいないとか・・・
これに認知症が拍車をかける。一体どうなるのか?

認知症で必ず見られる症状(中核症状)

*記憶障害
  最近の記憶や出来事、行動を忘れる
*実行機能障害
  段取りや計画が立てられない
*理解・判断力の障害
  考えるスピードが遅くなり、観念的な事柄と具体的なことが結びつかない
*見当識障害
  現在の日付、時間、場所、人物などがわからない
*その他

時々変なこと言うなぁと思いながらも「あんなにしっかりした人なのに」、周りの人は驚くことがある。いつ誰がなるかはわからない。
(認知症サポーター養成講座より)

家族ができる10か条

1,見逃すな「あれ。なにかおかしい?」は、大事なサイン。

2,早めに受診を。治る認知症もある。

3,知は力。認知症の正しい知識を身につけよう。

4,介護保険など、サービスを積極的に利用しよう。

5,サービスの質を見分ける目を持とう。

6,経験者は知恵の宝庫。いつでも気軽に相談を。

7,今できることを知り、それを大切に。

8,恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう。

9,自分も大切に、介護以外の時間を持とう。

10,往年のその人らしい日々を。

認知症になってしまったら、家族や親族の後見が難しい場合、経済的にも余裕があれば成年後見人を頼めるといいですね。ただし、初期費用と毎月の費用が掛かります。財産の量に応じての金額になるようです。公的な司法書士や弁護士にお願いすることになります。

知は力です。いろんなひとに尋ねたり、勉強したり、インターネット上でもたくさん勉強することができます。しあわせな見送りができるように学んでいきましょう。それは自分のときのためでもあります。

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