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施餓鬼の法(せがきのほう)

今日の仏教用語

お盆の時期は、新暦(7月盆)と旧暦(8月盆)の二つがあるようですね。お盆の時期にはご先祖のことを思い出してみましょう。苦しんでおられる方々にお施餓鬼してみませんか。

余殃(よおう)=先祖の行った悪事の報いが、災いとなってその子孫に残ること。
反対語は、余慶(よけい)。ラッキーな人はご先祖に守られているのかもしれませんね。信じるかどうかは、あなた次第ですが、ちっともうまく行かないのは、なぜなんでしょうね。

施餓鬼の法については「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」に、目連尊者(もくれんそんじゃ、お釈迦様の弟子)が、餓鬼道で苦しむ母親を救う法を、仏陀よりおしえられたことが説かれています。

また、密教で重視する「救抜焔口餓鬼陀羅尼経(くばつえんくがきだらにきょう)」では、阿難尊者が、焔口餓鬼(えんくがき)より「汝はあと三日で命が尽きて餓鬼界に往くであろう。だがもし、無量の餓鬼、バラモン、仙人に各々飲食(おんじき)を施せば、その功徳で汝は寿命を増し、私は天上界に生まれることができる」と予言され、仏陀に乞うて教えられたのが、施餓鬼の法であると示されているそうです。

真如苑の教学より抜粋

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