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曼荼羅から宇宙を

今日の仏教用語

人に密教宇宙を直観させための図といわれている。

曼荼羅はサンスクリット語の「マンダラ」をそのまま漢字にしたもので、もともとの言葉の意味は「全体」とか「円」、「集合」です。マンダラは日本では「まだら模様」の語源ともなったように、多彩色の宗教的な絵画をさします。

マンダラの元祖はインドで生まれました。古代のインドでは、世界の中心に高さが56万キロもある須弥山(しゅみせん)という山がそびえ、その頂上のはるか上に仏たちの住む世界があると考えられていました。仏教徒にとってはいつか到達したい憧れの仏の世界、その「全体」を表現したもが曼荼羅です。

曼荼羅には、立体曼荼羅、法曼荼羅、三昧耶曼荼羅、大曼荼羅、インドネシアのボロブドゥール寺院は遺跡全体が曼荼羅だと言われています。

胎蔵界曼荼羅=仏の思いやりをあらわす。409の仏の力

金剛界曼荼羅=真理への心の成長を示す、智とは心の豊かさのこと

「密教のすべて」PHP研究所編より抜粋

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