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禅の精神

今日の仏教用語

私たちは普段、「努力しているのに結果が出ない」「失敗しないだろうか」などといった不安や悩みを常に抱えながら生きています。では、このようなとき、どうすればラクになれるのでしょうか。

禅の精神を一言で表すと「とらわれず、シンプルに生きること」です。求めすぎたり執着しすぎたりすると苦しくなるので、それをやめましょうという考え方です。

禅(禅語)の教えは、「暮らしの基本」でもあります。例えば、私たちがよく耳にする「挨拶」や「一期一会」は、禅語から生まれた日常語です。

これらを実践し、一日一日を丁寧に生きることで、私たちは心を調えることができます。心が調えば、感情に振り回されることなく、穏やかに過ごすことができるのです。

初めて読む禅語より抜粋

挨拶 あいさつ  知りたいと強く思う気持ち

「挨」は”押す・自分から”、「拶」は”迫る・近づく”という意味です。もともとは、修行僧たちが問答をする中で、お互いの修行や悟りの程度を知ることを指しました。

積極的に相手を知りたいと思う気持ち、これが挨拶です。

いい人間関係は、気持ちいい挨拶から始まります。目を合わせて、きちんと気持ちを込めて。
今日も一日、「よろしくお願いします!」

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