自説に執着

人々は、自分の主張のみが清浄で、他の教えは不浄だと言う。
自分がもとづくもののみが善だと主張するのは、それぞれの真理に固執しているのである。

論争が宗教者のあいだに起きると、必ずや得意の人と失意の人が出る。
そのことをよく知って、人は論争から離れるべきである。論争に勝っても、ただ賞賛を得るだけである。

誰かが自説を主張して、「これのみが真理である」と論争をしかけてくれば、「あなたと論争する人はここにはいない」と言うがよい。

『経集824～』釈迦一日一言より

Haru

これは本当に難しい

自分の考えが正しいと思わなければ、生きていくのがしんどい。
相手が苦しんでいるなら、自分が幸せなら、お裾分けしたいと思うだろう。「この考えは正しいよ」というのは間違っているだろうか。
他人との論争というか、話し合いは避けたほうがいいのだろうか？
執着と信念の違いは何だろう。
答えを見つける努力をしよう。

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