あの世とこの世は、次元は違うけれど相通じていて、つながっているということ。
この世(顕界)とあの世(幽界)は相通じていて一つにつながっていることを「顕幽一如」といいます。
顕界は、現に私たちの生きる世界なので「現生界(げんしょうかい)」ともよばれ、幽界は、なくなると赴く霊の世界なので「霊界」ともよばれます。
顕と幽の世界は、次元を異にしますが、さながら大樹のようにつながっています。幹や枝葉など目に見える部分が「顕界」で、見えないけれども地下にある根の部分が「幽界」と言えます。顕と幽は表裏一体なのです。
イチから学ぶやさしい経典用語集・真如苑より抜粋
超高齢の人が、最期のときに病院でチューブにつながれて生きるか、チューブを外すことによって死を選択させるかは難しい問題です。
でも顕幽一如と考えれば、無理にこの世の肉体に固執する必要はないわけですね。重い体を脱ぎ捨てて自由に動ける幽界に行った方がよいのかもしれません。
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