70歳代の主婦のプロフィール

信仰・信心とは

今日の仏教用語

仏教の勉強をし始めたころに、わからない単語を書き出して調べてたメモを見つけた。

信仰とは、「徳と因縁との戦い」と書かれている。どういうことだろう。

悩みがあるなしにかかわらず、人として歩まなければならぬ道を示されたもの

自分の人格完成のため  因縁切りのため  ”苦しいことは、楽しいこと”

この言葉、なんとなくわかりますね。それをやっていると苦しい気持ちがするけれど、終わったらすっきりとして、自分はこれが好きだったんだなぁと思ってしまう。そして、うれしくなる。自分の内なる声を聴いて、ひとのためになることを積み重ねていくことなんでしょうね。

言葉だけを調べてみると
世界大百科事典 第2版 「信心」の意味・わかりやすい解説
神や仏の力を信じ,これに帰依し,もろもろの願をかける心。 したがって宗教に入る第一歩が信心である。 仏教では発菩提心(ほつぼだいしん)とも信心ともいう。 信仰というのもおなじであるが,信心はひろく通俗性をもっている。

日本大百科全書(ニッポニカ) 「信仰」の意味・わかりやすい解説
神仏のように、自分にとって究極的な価値や意味をもっている対象と全人格的な関係をもち、その対象に無条件に依存し献身する心的態度をいう。 経験できぬ不確実なものを主観的に確実であると思い込むことではない。

私は、若いころなんか寂しくて、暗くて(他人は明るいというけれど)、いいこと言ってくれても耳に入らないし、馬鹿にしているようでいて、独りぼっちな感じで…ハウツウものを読んでも(難しい本は読めないので)イマイチピンとこない。

若者特有の思いですよね。ここで、おいしいものに走るか、旅にはまるか、本を読むか、ダンスに興じるかなど・・・つらいことは考えないようにして楽しく生きることを選ぶか。あるいは、探究や学ぶために哲学や宗教を求めるか(選択肢は多い)

「死んだらどこに行くのか」これは人の根源的な思いですから、死ななかった人はいないのですから、探し求めますよね。
「死んだら終い」と言ってる人も、死が迫ってくるときっと怖いに違いありません。ちょっとでも長生きしたいから、先進医療の保険にはしっかり入ってたりして。

行先わからず、旅に出ませんよね。なのに、死んでいく先がわからない。
お寺さんに聞いても、「死んだことないからわかりません」などと、ちゃらけたことを言う人はほんとに信じられません。何のために宗教家を名乗っているのかと思います。
心の支えを求めている人に救いを差し伸べようと努力するのが、宗教家と思います。

キリスト教の一派では、最後の審判のときに、地獄行か天国行か決まるそうで、それまではどこにいるんだろうと思ってしまいます。だから、ハローウィンにゾンビが出てくるのかしら?
なんで日本で、ハローウィンやっているのか意味不明に思います。
キリスト教とは

イスラム教のある宗派では、自爆テロなどで死んだら、蜜の流れる川のそばで美女が戯れていて、そこで慰安を受けられるとか。(砂漠地帯の宗教だから、緑と水が天国なんでしょうね、日本はありがたい)。おいおい、女はどうなるの? 女は家に閉じ込めておいて、子ども産む道具にしか考えていないのでしょうね。勉強する必要もない、うるさい女はいらない。黒いマスクかぶせてしまっておけ・・・みたいな。
イスラムの人と結婚すると必ずイスラムに改宗です。生まれた子どももイスラム。教徒数は絶対減りません。
イスラムとは

ユダヤの民は、選ばれた民族だとか、この土地を与えるだとか、そんなことを神様が言ってたとずっと引き継いで保持してきたのは偉いけど、他の人からしたら「そんな勝手なこと言って、何様なの?」と言いたいよね。世界の人から差別されて、追い出されてきた歴史があるから、みんながしないような職業に特化してきたんでしょうね。
いまや世界の富豪やIT企業の創業者など、名だたる名士はユダヤ人ですね。お母さんがユダヤ人なら子どもはユダヤ人となります。ユダヤ教を信じる人がユダヤ人です。
ユダヤ教とは

その点、お釈迦様の仏教はどうでしょう。バラモン教の差別を撤廃しようとしましたが、インドではヒンズー教として今に続いてしまっています。
バラモン教とは
中国などからはいってきた日本では聖徳太子の「和をもって尊しとなす」です。現代の日本では、特に「あなたの宗教は?」なんて聞くこともありませんね。何かの問題を指摘すれば、トラブル発生のもとです。
日本の仏教とは

旧統一教会やオームなどの怖い宗教が、マスコミで喧伝されて、日本では本当の宗教を学ぶ機会が多くありません。また、あまり興味のない人も多いのかもしれません。
いや、宗教法人は学校を持っているところが多いから、いろんな宗教の学びをしている人は多いかもしれませんね。
日本の中にいるだけならそれで済むのかもしれませんが・・・本当に正しいと思うことを探すことが、人として生まれてきた目的かもしれません。大いに悩みましょう。ディスカッションしましょう。
ついつい熱が入ってしまいました。

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