貪欲と憎しみは自己自身から生ずる。好きと嫌い、身の毛のよだつ恐怖は自己自身から生じる。
妄想は自己自身から生じて、心を散乱させる。
すべては愛執から生じ、自己自身から生まれる。ニグローダ榕樹（ようじゅ）の幹に生える若枝のように、欲望に執着することは、蔓草が林にはびこるのと同じである。
（ニグローダ榕樹（ようじゅ）ではないかと思われますが見たことはありません）
煩悩が何によって生じるかを知る人は、煩悩を除去できる。そうすれば、まだ誰も渡ったことのないこの激流を渡り、もはや再び輪廻することはない。
『経集271～』釈迦一日一言
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