70歳代の主婦のプロフィール

看取りに関する説明書

いつまで生きる

加齢による全身衰弱や心身機能の障害が回復不能な状態にあると判断した場合、本人または家族の皆様が施設での看取りを希望し、方針を理解し、受け入れていただく方を対象とします。

こんな文章で始まるペーパーを見た。ドキッとするけど、人は必ず死ぬ。長生きだった人も病気だった人も最期がある。どのように迎えるか、家族の意見をまとめておかなければならない。

看取りとは

看取りの方針

*延命のための医療行為・救急搬送は行いません
*心身の状態に応じて、医師、看護職・介護職・リハビリ職・管理栄養士・相談員が連携をとって看取りに関するケアを実施します
*同意書記入により、ご家族の総意と判断し、看取りケアを開始いたします
*介護保険制度に定められた、ターミナルケア加算が発生します

看取り支援の主な内容

食事について

無理に食べさせたりせず、食べられるだけの量で、ご本人が好きなものを提供します

排泄について

負担にならないように、介助の回数・方針を検討し、時には下剤や浣腸、導尿を行うことがあります

清潔について

入浴がむずかしくなった場合は清拭を行います

環境について

最後は個室が望ましいのですが、状況に寄ります

医療について

血圧、体温、脈拍などは通常道理行いますが、延命治療は行いません

精神的支援について

本人の言葉を傾聴します

家族支援について

ご家族の不安や迷いを傾聴します
希望があれば葬儀社をご案内いたします

職員体制について

スタッフが臨終に立ち会えないことや発見が遅れることもあります
医師の診断や診断書作成などが事後になることがあります
家族への連絡が遅れることがあります

臨終について

医師による診断をするまでは死亡とは判判断できません
最期の身なりを整えさせていただきますので、衣服を事前に持参ください
医師の死亡診断をしてから葬儀社にご連絡ください

これらの説明(抜粋)を受けて同意のサインをします。

人の最期を看取るのはとても責任がありますね。身内にそういう人がいる場合は、普段から心の準備をしておきましょう。

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