70歳代の主婦のプロフィール

賤しき人1,2,3

今日の仏教用語

1,怒りやすく、恨みを抱き、邪悪にして、間違った信念を持つ人、これが賤しきひとである。

村や町を破壊し、圧制者として定評のある人、これが賤しき人である。

他人の所有物をば、与えられていないのに盗みの心で取る人、これが賤しき人である。

実際に負債があるのに、督促されると、「借りた覚えはない」と言い逃れする者、これが賤しき人である。

少しの物が欲しいばかりに、旅人を殺して奪い去る人、これが賤しき人である。
「経集116~121」

2,自分のため、他人のため、また財物のために偽証する人、これが賤しき人である。

暴力でもって、あるいは合意の上で、親族や友人の妻と交わる者、これが賤しき人である。

金持ちでありながら、老衰した父母を扶養しない人、これが賤しき人である。

父母、兄弟、姉妹、義母を打ち、口汚く罵るもの、これが賤しき人である。

忠告を求められて、相手に不利益になることを教え、隠して真実を教えない者、これが賤しき人である。
「経集122~126」

3,悪事を行っておりながら、〈誰も私のしたことを知らないように〉と願い、隠そうとする人、これが賤しき人である。

他人の家でご馳走になりながら、客としてきたときに返礼としてもてなしをしない人、これが賤しき人である。

この世に会って、妄想に包まれ、少しばかりの報酬が欲しいばかりに虚偽を語る人、これが賤しき人である。

自分をほめて他人を軽蔑し、慢心によって下劣になった者、これが賤しき人である。
「経集127~132」

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