釈迦には大勢の弟子がいました、古来そのうちの十人を選んでー十大弟子ーとしますが。文献によって一定していません。
日本においては、大乗経典である『維摩経(ゆいまきょう)』の「弟子品」に出てくる方々を言います。
1,舎利弗(しゃりほつ、シャーリプトラ)・・・智慧第一
釈迦の弟子中間違いなく第一番弟子です。もとは懐疑論者のサンジャヤの弟子でしたが、目連と一緒に釈迦に帰依しました。
2,目連(もくれん、マウドガルヤーヤナ)・・・神通第一(じんずう、超能力)
幼時から舎利弗の親友で、舎利弗とともにサンジャヤから離れて釈迦に帰依しました。
3,摩訶迦葉(まかかしょう、マハーカーシャパ)・・・頭陀第一(衣食住に関して少欲知足に徹した人)
釈迦入滅後の仏教教団を統率した長老です。
4,阿那律(あなりつ、アニルッダ)・・・天眼第一
釈迦のいとこにあたる。釈迦の説法の座にあって居眠りをし、釈迦に叱責されたため、不眠の行をしそのため失明しました。しかし、彼は天眼を得ました。
釈迦一日一言より抜粋
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