成年後見制度について本の貸し出しをしていると社会福祉協議会のメールが来た。送料だけで本を貸してくださるというので、申し込んでみた。
中山二基子編著、漫画(秋田綾子)で描かれた本がやってきた。2018年に作られたものだが、困りごとではたいして変わっていないだろうと思う。
内容
1、成年後見制度ってなに?
2、妻が夫の後見人になる
3、兄弟間の仲が悪い場合の後見人は誰に?
4、保佐人はどこまでできるの?
5、後見の申し立ては親族でなければダメ?
6、知的障害のある子どもの将来を考える
7、自分が認知症になったら・・・・
8、おひとりさまの老いじたく
9、親の財産をめぐって兄弟間が不信に
10、死後のことはどうする?
11、任意後見人を開始しない場合
12、どうしたら市民後見人になれる?
以上の12項目についての漫画と文章での解説がある。とても分かりやすかったです。実際に自分はどうするべきかを自分で決めるのってすごく大変。「今日はまだいいわ、元気だし・・」と言っているうちに認知症になって、何がどこにあるかもわからなくなってしまう。
成年後見制度には大きく分けて二つあります。
法定後見制度 = 判断能力が不十分になってしまった人
判断能力の低下度に応じて3つの区分があります。(補助、保佐、後見)
任意後見制度 = 判断能力がある人向け
まだ財産管理などが自分でできる間は、法人などと契約のみしておいて、判断が不十分になったら「任意後見監督人」を選んでくれるように家裁に申し立ててくれます。
そのほか、遺言書や尊厳死宣言書、死後事務の委任なども整えておくといいらしいです。
まだ元気だけど、心配になってきた人は、「ホームロイヤー契約」と言うのもあります。
ホームドクターの弁護士版と言ったところでしょうか。2か月に1度の連絡・相談で月額5500円程度、1か月に1度の連絡・相談で2倍の金額です。自分の心配な状況に合わせて契約するのがいいようです。
後見人は、自分より20歳以上若い人、依頼者の家に駆けつけられるような住所の人、相性なども考慮して決めるといいらしいです。


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