70歳代の主婦のプロフィール

賢者

今日の仏教用語

多くを説くからと言って、その人が賢者なのではない。心が穏やかで、怨みなく、恐れることのない人、その人こそが賢者(道理に通じた人。賢人。)と呼ばれる。

多くを説くからといって、その人が(人がふみ行うべきこと。道徳。道理。)を実践している人ではない。たとえ教えを聞くことが少なくとも、身をもって(仏の教え)を見、法に対して不放逸(ふほういつ=なげやりの心でなく専心に善を行うこと)ならざる人、その人こそ道を実践している人である。

頭髪が白いからといって、長老(年長で徳の高い僧)ではない。
ただ年をとっただけでは、愚者である。

『法句経』釈迦一日一言 ひろさちや編著より

久しぶりに「今日の仏教用語」を。
ただ年とるだけではだめだ。いくつになっても学ぶ気持は大切。そして、実践。思っているだけではダメだ。

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