一人暮らしの高齢者が、自分の家の廊下で転んで、立ち上がれなくて見つかるまでに1日半ほどそこにいたらしい。
鍵をかけて、ストッパーもしていたので、親戚が来ても開けることができない。当然、警察や消防車を呼ぶことになる。警察の立会いの下、消防署員がストッパーを道具で切ってくれる。それから病院へ運ぶことになる。
人に迷惑をかけないようにひっそりとというわけにはいかない。「こんなところに一軒家」みたいなところならともかく、集合住宅では大騒ぎとなってしまう。
まだ息のあるうちに見つかったのは幸いだ。
数年前、サ高住(サービス付き高齢者住宅)に住んでた人がいたのだが、ゴールデンウイークが重なって、見つかったのは5日後だったのだ。
顔つきも変わっているので、納棺のためのお化粧は大変だっただろうと思う。サービス付きの住宅に住んでいるのに、チェックしてもらえなかったのは残念だった。
普段とても元気でバイクにも乗ってる人だったし、毎朝ウォーキングもしていた人だった。でも、90歳はすぎていたからねぇ。仕方ないかも。
元気な時も、一人暮らしのときも、人間はだれかに世話にならないといけないということを肝に銘じて、手を差し伸べてくださる人には素直に従うべきではないだろうか。そのためには、自分ができることを誰かのために手を差し伸べるやさしさが欲しいものです。
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