NHKスペシャル・海外臓器移植

9月9日夜のNHKスペシャル　ルポ海外臓器移植～命をめぐる葛藤～　が放送された。
臓器移植とは、他人からの臓器提供で命をつなぐという究極の医療だそうです。
無許可で臓器提供をあっせんしたと６０代の男性が逮捕されました。不透明な方法で海外で移植手術を仲介したとされています。

臓器売買の防止のために、臓器移植は自国で賄うべきというのが世界の主流になっています。
日本ではドナー不足のため海外での手術を受ける人が後を絶たないそうです。しかし、渡航先では患者が亡くなるなど深刻なトラブルもあると報告していました。

NHKプラスでご覧ください。（１週間以内）

生きるとはどういうことなのかを考えさせられます。
病気になって、だんだん具合が悪くなって、ドナーの順番待ちが15年…待ってられないと思いますね。死ぬということはどういうことか。
みんなに公平に与えられていること。必ず死ぬということ。みんなは、まだ当分死なないと思っているので、朗らかに暮らせるているのですけれど・・・私も。

臓器移植は、仏様が下ろしてくれた「蜘蛛の糸」なんでしょうか。
「笑うセールスマン」になってしまうのか
「寿命のろうそく」日本昔話になるのか

医療が進みすぎて、心との距離が大きくなって、何が正しいのか判断が難しくなってきました。